ひぐらしのなく頃にの見る順番を完全解説!アニメ+漫画・ゲーム・小説の順番も!

ひぐらしのなく頃に」は、雛見沢村という架空の村で発生した連続怪死・失踪事件を描いたミステリー作。

村で起こる事件の真相を主人公が解決していく…というより、視聴者・読者が作中の手掛かりをもとに推理するのを楽しむ作品ですね。

元々は同人ノベルゲームだった「ひぐらし」ですが、現在はアニメ・漫画・家庭用ゲーム・小説・ドラマCDなど数多くのメディアに横展開されてます。

さらに、続編や追加の短編エピソードなども豊富なんで、これから「ひぐらしのなく頃に」の世界に入る人は少し迷っちゃうと思います…。

そこでこの記事では「ひぐらしのなく頃に」をスムーズに楽しむ順番を解説していきますー。

アニメシリーズの見る順番から、漫画・ゲーム・小説まで簡単に解説してますので、初めて「ひぐらし」に触れる人もこれでバッチリ!

<この記事は約3分で読める!>

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「ひぐらしのなく頃に」の入門編はやっぱりアニメ版!見る順番を解説

「ひぐらし」ワールドの入門編としては、やっぱりアニメ版がまずおすすめ。

というのも、アニメ版なら動画配信サービスを利用すれば、ゲームや漫画版を買うよりもお安く「ひぐらし」のストーリーが楽しめるからです。

アニメ版に関しては、1期~5期までと結構長いシリーズ。順番を間違えないように、きっちり1期~5期の順番で見ることが大切です。

・ひぐらしのなく頃に(1期)

・ひぐらしのなく頃に解(2期)

・ひぐらしのなく頃に礼(3期)

・ひぐらしのなく頃に煌(4期)

・ひぐらしのなく頃に拡〜アウトブレイク〜(限定OVA)

・ひぐらしのなく頃に業(5期)

一応各期の特徴も解説しておきますね。

ひぐらしのなく頃に(1期)

2006年4月から9月まで放送された1期。全26話です。

原作の「出題編」と呼ばれる4作の「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「暇潰し編」と、「解答編」の4作うち「目明し編」「罪滅し編」の2作をアニメ化した計6編の構成です。

「ひぐらしのなく頃に」という作品は、ストーリーの構成がユニークで、厳密に言うと連続して話が進むストーリーではありません

舞台や登場人物・物語の時期が同じでありながら、各編によって主軸となる人物が変わり、それに伴って起こる惨劇・展開が変わっていきます。

例えば、1番最初に始まる「鬼隠し編」が終わると、また時期がリセットされ事件発生前に戻り、「綿流し編」が始まります。「綿流し編」が終わるとまた時間が戻り「祟殺し編」が…という感じですね。

そして、「出題編」と呼ばれる4作では基本的に惨劇が描かれます。

出題編は、この惨劇を回避するためには彼らはどう行動すれば良かったのか?という問いや雛見沢村で起こる一連の事件の視聴者に与えるためのストーリーです。

16話から始まる解答編は、まさにその問いや謎への「解」が示されたシナリオです。

「綿流し編」で起きた惨劇の真相が「目明し編」で明かされ、「鬼隠し編」で起きた惨劇を回避した「罪滅し編」では別の結末と真相が明らかになります。

つまり、作中の登場人物が村で起こる事件の真相を推理してその過程を楽しむミステリーではなく、視聴者が各編の手掛かりをもとに推理していく構成となってるんですね。

ある意味視聴者参加型ミステリーゲームのようなアニメになってます。

ひぐらしのなく頃に解(2期)

全24話。2007年7月から12月まで放送された2期。

原作の「解答編」の残り2作・「皆殺し編」「祭囃し編」を主軸に、アニメオリジナル「厄醒し編」を加えた構成となってます。

タイトルに「解」と付くように、2期では「ひぐらしのなく頃に」の最大の謎と惨劇を回避する答えが示されます。

1期と2期が「ひぐらし」シリーズの核です。

ひぐらしのなく頃に礼(3期)

3期からはOVAになります。2009年に発売された全5話(全5巻)。

2期の後日談と短編的なエピソードが描かれています。番外編ですね。

ひぐらしのなく頃に煌(4期)

2011年から発売された全4話(全4巻)。

明るくはっちゃけた楽しい日常ストーリーです。

ひぐらしのなく頃に拡〜アウトブレイク〜(限定OVA)

全1話。52分のOVA。

3期や4期とはガラッと雰囲気が変わり、殺伐とした「ひぐらし」の空気感がある作品です。

ひぐらしのなく頃に業(5期)

2020年10月から放送の5期。

当初は1期と2期のリメイク作品かと思われましたが…意外な展開に!

漫画版「ひぐらしのなく頃に」も初心者に最適!この順番で楽しもう

漫画版の「ひぐらし」も基本的には原作・アニメのストーリーに準じた物語になってます。

なので、読む順番も同じく以下のような順番がベストです。

①:出題編
・ひぐらしのなく頃に「鬼隠し編」全2巻

・ひぐらしのなく頃に「綿流し編」全2巻

・ひぐらしのなく頃に「祟殺し編」全2巻

・ひぐらしのなく頃に「暇潰し編」全2巻

②:解答編
・ひぐらしのなく頃に解「目明し編」全4巻

・ひぐらしのなく頃に解「罪滅し編」全4巻

・ひぐらしのなく頃に解「皆殺し編」全6巻

・ひぐらしのなく頃に解「祭囃し編」全8巻

③:番外編
・ひぐらしのなく頃に「昼壊し編」全1巻

・ひぐらしのなく頃に礼「賽殺し編」全1巻

「ひぐらし」の漫画本編に関しては、この順番で読んでいけばバッチリです。

外伝作品については、本編を一通り読んでいれば、後は特に順番関係なく好きなものを読む形でOKだと思います。

外伝漫画の一覧は「ひぐらしのなく頃にWikipedia #漫画」で確認してもらった方が早いですね。

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ゲーム版「ひぐらしのなく頃に」に踏み込むなら、原作プレイは欠かせない

アニメ版や漫画版に触れて「ひぐらしのなく頃に」の世界に入り込んでしまったら、原作の同人ゲームのプレイは欠かせない

原作者の竜騎士07さんのシナリオの良さが最も色濃く反映されてるのはやはり原作。

PS4やSwitchに移植版が発売されてますが、「原作が至高」という口コミも少なくありません。アニメ版では尺の都合で仕方なく省略されてる部分も、原作ではしっかり描写されてます。より細かく濃く「ひぐらし」を楽しめるのはやっぱり原作ですよね。

ちなみに原作の同人ゲームは2019年現在も手に入ります。

「ひぐらしのなく頃に」のゲーム版は、数多くのシリーズが様々なゲーム機で登場してます。

・ひぐらしのなく頃に祭(PS2)
・ひぐらしのなく頃に絆(DS)
・ひぐらしのなく頃に粋(PS3、Vita)

など。

ただ、移植版のゲームをプレイするなら、PS4やSwitchで発売されてる「ひぐらしのなく頃に奉」1本プレイするだけでOK。

というのも「ひぐらしのなく頃に奉」には、上記で挙げた「ひぐらしのなく頃に祭」、「ひぐらしのなく頃に絆」、「ひぐらしのなく頃に粋」のシナリオが全て収録されている上、4つの新シナリオも追加されてます。凄いボリュームですよ。

なので、ゲームをプレイする順番としては、

・原作

・ひぐらしのなく頃に奉

で完璧に楽しめます。

小説版「ひぐらしのなく頃に」はアンソロジーも魅力

小説版も数多く出版されてます。

本編の小説版は「講談社BOX版」と「文庫版」があります。ボクとしては小説版を買うなら文庫版の方がお手頃なので揃えやすいと思います。

小説版の方も、読む順番をまとめておきます。

①:ひぐらしのなく頃に(全7巻)
・第一話 鬼隠し編(上)

・第一話 鬼隠し編(下)

・第二話 綿流し編(上)

・第二話 綿流し編(下)

・第三話 祟殺し編(上)

・第三話 祟殺し編(下)

・第四話 暇潰し編

②:ひぐらしのなく頃に解(全9巻)
・第一話 目明し編(上)

・第一話 目明し編(下)

・第二話 罪滅し編(上)

・第二話 罪滅し編(下)

・第三話 皆殺し編(上)

・第三話 皆殺し編(下)

・第四話 祭囃し編(上)

・第四話 祭囃し編(中)

・第四話 祭囃し編(下)

③:ひぐらしのなく頃に礼(全1巻)
・賽殺し編

小説本編に関してはこの順番でOKです。

漫画版同様、小説版も多くの外伝エピソードが小説化されてます。

外伝小説の一覧は「ひぐらしのなく頃にWikipedia #小説」を見てもらうとして、ここではアンソロジーについて触れておきます。

ひぐらしの外伝シリーズでは、小説原作者・竜騎士07さんが執筆したものだけでなく他の複数の執筆者が書いたアンソロジーノベルがいくつか展開されてます。

で、これがなかなか評価が高くて、原作ファンも楽しめるアンソロジーとなってます。「ひぐらし」ワールドを味わい尽くしたい人はアンソロジーもおすすめですね。

【まとめ】ひぐらしの順番は間違えると結構ヤバいかも

というわけで今回は、アニメ「ひぐらしのなく頃に」シリーズの見る順番、漫画・ゲーム・小説版の楽しむ順番などを解説しました。

「ひぐらし」はメディアメックス展開が凄まじく、アニメだけでもOVA含め5期あるんで、新しくひぐらしの世界に入る人からすると少し敷居が高いかなと思います。

ひとまず今回お伝えした順番でアニメを見てもらって、さらに「ひぐらしのなく頃に」を楽しみたい人は、原作・ゲーム・漫画・小説と楽しんでいくと、深く深く満喫できます。

いずれにしても、ひぐらしは楽しむ順番を間違えると面白さが減っちゃうので、正しい順番で楽しんでいくのが凄く大事!

そこだけ注意して楽しんでもらえればと思います~。

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