小説「六花の勇者」の評価・感想!ラノベ屈指の謎解きファンタジー!

「六花の勇者」は、運命の神に選ばれた6人の勇者が、世界を滅ぼす魔神を倒すために戦うファンタジー作品。

王道ファンタジーの世界観でありながら、策略や嘘を暴き、謎を解く「推理要素」がふんだんに詰め込まれていて、バトル物とは違ったおもしろさがあります。

「このライトノベルがすごい!」の作品部門で、2012年度3位、2013年度8位にノミネートされるなど、実績も確か。

2015年にはアニメ化もされてます。ちなみにボクは、アニメから入ったクチです…。

今回は、そんな「六花の勇者」の評価、魅力、感想を語り尽くしまっす!

記事の前半は、六花の勇者が気になってる人、これから読む人、小説を買おうか迷ってる人向け。

後半は、読み終わった人向けにがっつり核心に触れて感想を共有したいと思います。

ぜひぜひお付き合いくださいませ。

<この記事は約7分で読める!>

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「六花の勇者」とは?

まずは簡単に基本情報をおさらいしておきますー。

2019年9月現在、六花の勇者は「1~6巻+短編集1冊」が刊行されてます。

著者は山形 石雄さん。「戦う司書」シリーズの著者の方です。

現在、

アニメ版の評価や感想についてはこちら↓をどうぞ~。

小説「六花の勇者」の評価(6巻まで)

小説・ラノベ「六花の勇者」評価

現在刊行されてる1~6巻までの本編に関しての評価です。

比較的シンプルな「魔神(その配下) vs 勇者」という世界観でありながら、その中身はかなり濃密!

策略や謎が入り組んだストーリーが、まぁおもろい…。

続きが気になって気になって、結局最後まで読んじゃうパターンですね。

巻数が少ないんで、今から読んでも全然追いつけますし、間違いなく読む価値のある作品だと思います。めちゃおもろいです!

・ストーリーを重視する人

・謎解きや推理モノが好きな人

・ファンタジーが好きな人

には特におすすめですね~。

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小説「六花の勇者」の3つの魅力!

じゃあ具体的にどこが魅力なんだって話なんで、その魅力を3つほど語っちゃいます。

魅力①:敵の絶望的な策略

六花の勇者は、魔法や異能を使った力比べのバトルモノではなく、策略や知恵を活かして敵と戦う物語となってます。

なので、敵の最も恐ろしい武器はその「策略」です。

六花の勇者の敵は本来、魔神とその配下である凶魔のみ。

しかし、6人しか選ばれるはずがない六花の勇者が7人集まったことで、味方を疑いながら凶魔と戦う状況に陥ります。

もちろんその7人目は敵です。敵の策略によって送り込まれた刺客です。

その7人目が誰か分からない。いつ裏切るか分からない。

そんな六花の勇者たちに襲いかかるのは、凶魔を束ねる強力な3体の統領の1体「テグネウ」

この「テグネウ」の策略がとにかく恐ろしい。そして凄い。人間を超える知性と能力を持ち、六花の勇者たちにあらゆる策略を仕掛けてきます。

まぁこのテグネウが強いのなんのって。

色んな作品の敵キャラを見てきましたけど、ダントツに恐ろしい敵ですね…。

テグネウが六花の勇者たちに仕掛ける策略は、もうそれ自体がこの作品の魅力と言えます…。

魅力②:一歩間違えれば全滅!ヒリヒリする謎解き

六花の勇者たちを待ち受けるのは、常に全滅の危機をはらんだ謎や策略です。

作中、六花の勇者たちは何度も死にかけます。一歩選択を間違えれば、一瞬判断が遅れれば全滅もあり得るような危機ばかり…。

敵の策略が迫る中、常に綱渡りのような状態で前に進む物語が、めちゃくちゃヒリヒリドキドキ

ここまで緊迫感と絶望感のある勇者の物語を読んだことないですね…。

魅力③:地獄を前にしても絶対に諦めない勇者たち

魔神の本拠地である「魔哭領」に入ってからは、ハッキリ言ってもう地獄

テグネウが仕掛けてくる策略によって、六花の勇者全員がいつ死んでもおかしくない状況です。

読んでいて「これ絶対勝てやんやろ…」と読者が感じるような地獄の中、それでも諦めず一握りの希望を掴む六花の勇者たちは、まさに勇者ですね!

特に主人公のアドレットが良い意味でしぶとい!最後の最後まで諦めず、絶望を笑うこの主人公には尊敬しかないっすね。

そんな六花の勇者のカッコ良さも感じられる作品です…!

そんな「六花の勇者」のアニメ版を見たい人は、こちら↓からどうぞ。無料動画もありますよ~。

読み終わった人限定!小説「六花の勇者」1~6巻までの感想

ではでは、こっからは読み終わった人向けに、「六花の勇者」全巻の感想を語っていきまっす。

がっつりネタバレしてるんで注意です。

六花の勇者1巻の感想

地上最強の男・アドレット

他の六花の勇者と比べて、戦闘力という意味では明らかに劣る主人公のアドレット。

しかし!

頭脳としぶとさは超一級!

他の六花の勇者から殺されかけながらも、持ち前のしぶとさと逃げ足を使ってなんとか生き延び、見事7人目の策略を暴き六花の勇者を危機から救いました。

絶望を笑えというアトロの教え通り、絶望的な状況であったも笑みを浮かべ、絶対に諦めることがなかった。

だからこそ、ハンスやフレミーの協力を得ることができた。

霧幻結界において、アドレットは「信じてもらう」ことを最優先に他の六花の勇者と対峙しました。この点も凄く好き。

濃密な前哨戦だった1巻

「魔神 vs 勇者」というシンプルな世界観でありながら、深く難解な謎と戦うファンタジー。

六花の勇者ならではの特色がハッキリ出た1巻でした。

1巻の序盤、主人公であるアドレットは、ピエナ王国から出立しナッシェタニアと旅をしながら魔哭領へと向かいます。

この時点では、完全にナッシェタニアがヒロインだと思ってました。思わされていました

「ヒロインが7人目はないやろ~」

って油断してた結果、まんまとやられましたね…。

ハンスといういかにも怪しい殺し屋がいたり、モーラの言動が怪しかったり、ミスリードも効いてました。

トリックに関しては、変にファンタジーっぽいトリックじゃなくて「なるほど」と思えるものになってたと思います。

密室だったのではなく、嘘の発動条件を教えることで密室だったと思わせた。一瞬で気温を下げて霧を発生させたのではなく、前もって気温を上げておいた。

そもそもの前提からひっくり返すようなトリックも好き。

ナッシェタニアの動機に関しては、若干不明瞭ではあるものの、その点も続きへと惹き付ける謎になってて気になりますね。

しかし!

この霧幻結界での戦いは、あくまでも前哨戦。だってまだ魔哭領に入ってすらない上に、また1人勇者が増えたわけで…。

濃密な前哨戦でした…。

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六花の勇者2巻の感想

テグネウの恐ろしさが発揮され始めた2巻

さてさて、2巻から魔哭領に突入し、本格的に凶魔たちとの戦いが始まりましたが…。

いきなり宿敵であるテグネウとの戦いになり、しかもモーラとあんな契約を交わしていたとは…。

テグネウという凶魔の正体が、小さなイチジクの凶魔であることまで突き止めることに成功したものの、正直、テグネウは底が知れない敵っすね。

「7人目」というカードを持ちつつ、それとは別に六花の勇者を陥れるカードを持っていた。しかもモーラとの件はテグネウにとっては単なる遊びくらいの感覚。

魔神どころかテグネウにすら勝てるかどうか怪しいぞ…。大丈夫か六花の勇者…。

続きが気になる物語の構成

2巻の冒頭でいきなりモーラがハンスを殺してるんで、「えっ?」ってなりますよね。

モーラが7人目?だとしたらなんで側にいるロロニアを殺さない?

なぜ?なぜ?と疑問符が頭に浮かびます。疑問符を解消するためには、続きを読むしかない

冒頭でいきなりあんな展開を見せられると続きが気になるよねー。ずるいなぁーうまいなぁー。

その後からは、「なぜモーラがハンスを殺したのか?」という過程が語られるわけですが、これも面白い。そしてテグネウ恐ろしい。

「あと2日しかない」っていう意味深な言葉も、良い感じに考えさせられました。

今回は「言葉の聖者」という存在が凄く良いスパイスになっていたと思います。言葉の真偽を見破り、誓いを破った者に代償を支払わせる能力。

これがあったからこそ、「あと2日しかない」という言葉が嘘ではないことになるわけで。じゃあなぜ「あと2日しかない」のか?ってなりますよね。モーラと同じく悩みました。

まさかウィロンに嘘をついて殺させようとするとは…。

でも結果的に、モーラは娘も世界も救ったことになります。母であり勇者ですね。

2巻はモーラ編であり、テグネウ始動編って感じですね~。

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六花の勇者3巻の感想

2つの視点を巧みに使った3巻

今回はゴルドフ編でしたね。

2巻の「衝撃的な結果を先に見せる」という手法とはまた違った構成で、「同じ物事を2つの視点から見せる」という手法で後半に事の真相が明らかになる構成でした。

前半はアドレット達「六花の勇者」の視点で、チャモを救うためにナッシェタニアを探します。

アドレット達は接触してきたテグネウから「聖具」というヒントを引き出し、ナッシェタニアを探すわけですが…。

ここまで全部テグネウの策略

後半のゴルドフ視点で事の真相が明らかにされましたが、テグネウがナッシェタニアを捕まえて刃の宝石を利用していたんですね。

前半のゴルドフの言動が伏線でした。

テグネウがアドレット達に接触して話した「聖具の力で隠れている」的な情報は真っ赤な嘘。コイツ怖い…。

テグネウの話は、嘘と事実が巧妙に混ぜられていたわけで。

いやー見破れなかった。

さらにナッシェタニアの偽物を作り出す策も凄い。

刃を生み出す凶魔と変形型の2体の凶魔にナッシェタニアを演じさせ、ロロニアの鮮血の聖者の力を考慮して、ナッシェタニアの左腕を変形型の凶魔に取り付ける。

だからロロニアでも偽物だと見破れなかった。

んなもん見破れるか!!!w

アドレット達がテグネウの思惑通り全く見当違いのことをしている中、ゴルドフだけはナッシェタニアとチャモを救うために孤軍奮闘します。

凶魔と戦い、六花の勇者と戦い、テグネウに従うしかなかったドズーと戦い、ボロボロになりながらもナッシェタニアを救ってみせるゴルドフ。

彼もまた、紛れもない勇者でした。

聖者の釘を利用したところはマジで「おぉ…!」って声出た…。

まだまだ広がる「六花の勇者」ワールド

ドズーやナッシェタニアを助けたことで彼らの情報を得られたわけですが、まぁ彼らの目的も不可解。

人間と凶魔と平和を愛する魔神に代替わりさせ、新たな魔神とともに腐りきった人間の世界の権力者を滅ぼし、世界を統一する。

それが彼らの目的であると判明。

もし魔神の代替わりが起こるとしたら、六花の勇者達は今の魔神を倒した後に、代替わりした魔神とも戦わないといけないかも。

そうなるとちょっと気になるのが、ハーフであるフレミーの存在

もし、凶魔と人間と平和を愛する魔神や凶魔が誕生したとして、フレミーはその魔神や凶魔と敵対するのかしないのか。

場合によっては、フレミーがドズー陣営に味方する可能性も十分あると思います。

そして、新たなキーパーソンとして挙がった、三百年前の六花の勇者である時の聖者「ハユハ」。

魔神を倒す、だけでは終わらない。謎だらけの六花の勇者ワールド。

ん~面白い!

7人目の正体、テグネウの策略の全貌、魔神の正体、一輪の聖者の正体、ドズー陣営の計画の全て、、、

や~この先の展開がワクワクっすね!!!

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六花の勇者4巻の感想

アドレットを追い詰める4巻

今回はロロニア・ライナ・アドレットを中心とした物語でした。

アドレットにとっては試練の4巻…。

故郷の人たちが屍兵として操られ、故郷の人たちを殺さなければならなかった。

幼馴染のライナが生きていた、でも目の前で死んだ。

ライナが命懸けで伝えてくれた黒の徒花の正体がフレミーだった。

マジで地獄ですね。そしてこれも全てテグネウが仕組んだこと。テグネウの手のひらの上で遊ばれてるわけで…。

そしてフレミーが黒の徒花だとほぼ確定した現在、アドレットは究極の選択を迫られてます。地獄の先も地獄。

この絶望感はハンパじゃないですね!!!

ここまで地獄と絶望だらけのラノベってなかなかないっすよね~。いや~ハラハラして面白いです。

もう1人の勇者

そして今回の感想を語るに欠かせないのが、ライナ。

特質凶具の九番に操られ、意識を保つので精一杯。わずかな時間に少ししか動かない左腕を使って懸命に戦ったライナは、世界と六花の勇者を救う情報を与えたもう1人の勇者でした。

幼少期から六花の勇者に憧れていたライナは、テグネウに運命を弄ばれ、六花の勇者になる道は完全と閉ざされました。

それでも、ほぼゾンビのような状態になりながらも絶対に諦めることなく、黒の徒花の正体をアドレット達に伝えました。

まさに奇跡でした。

もう少し早くアドレット達がライナを見つけていたら、特質凶具の九番を倒すのがもう少し遅ければ、ライナは助かったかもしれない。成長し、六花の勇者になったアドレットと本当の意味で再会できたかもしれない。

どうしてもそう考えちゃいますけど、この物語の中で、ライナはライナにしかできないことをやり遂げました。間違いなく彼も勇者でした。

これまでの戦いは全てテグネウの想定内。テグネウの手にひらの上で踊らされているだけだった六花の勇者たち。でもようやくテグネウの想定の外へと踏み出しました。

「テグネウの切り札の正体を知っている」という切り札を得ました。

どこかで何かが少しでも違えば、この奇跡は起こり得なかった。

地獄と絶望の中、確かに大きな奇跡が起こった4巻でした…。

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六花の勇者5巻の感想

7人目の正体が明らかになった5巻

5巻で、ついについに7人目の正体が読者に明かされました。

アドレットが、テグネウによってフレミーを愛するよう操られていたとは…。どこまでも残酷で絶望的な展開っすね…。

その真実にアドレットとフレミーが気づいた時、その時こそ本当の地獄と絶望が彼らを襲うんでしょうね…。

「愛」という感情をこれほど残酷に利用した敵を初めて見ました。

当のアドレットは心からフレミーを愛してるし、フレミーもその愛が本物だと信じた。

凶魔にも人にも裏切られ続けたフレミーは、心の底では誰かを信じたいと願っていた。そしてようやく信じられる人物・アドレットに出会えた。

ところが、それすらもテグネウの策略だったわけで…。

さらに言えば、これほど恐ろしいテグネウすら、六花の勇者を待ち受ける敵の一部でしかない。

どこまで行っても地獄ですね。

でもだからこそ、六花の勇者がどうやってこの地獄を乗り越えるのか?そこが今後の最大の見せ場になると思います。

アドレットの策略

今回の六花の勇者は、またもや仲間割れ。7人目やナッシェタニア達のせいで仲間割ればっかり起こってますね。

今回、フレミーを守るために嘘をついたことでアドレットへの疑念が強まりました。

しかし、序盤の「7人目がフレミーの抹殺とアドレットの排除を凶魔に命令した」という記述のおかげで、上手くミスリードされましたね。

ボクもまんまとアドレットに騙されました。

フレミーを死なせる・殺すことは逆に危険かもしれない。それよりもテグネウを直接倒すことを優先すべきじゃないか?と。

終盤で、光の宝石の証明や凶魔への命令の種明かしが行われましたけど、まぁ凄い。フレミーを守るための策だとバレないための策までいくつか用いた。

いやはや恐るべし地上最強の男…。

フレミーは凶魔から愛されていた

フレミーを生んだ特質凶具の六番、フレミーを育てた特質凶具の三十番。彼らには感情が芽生えていました。

特質凶具の六番には母性があり、フレミーを愛していた。特質凶具の三十番は、過酷な運命を辿るフレミーを哀れんでいた。

フレミーは誰からも愛されてない存在ではなかったわけです。

もしその事実をフレミーが知ったら?特質凶具の六番が老犬とともに今もフレミーの帰りを待っていることを知ったら?そして、アドレットの愛が操られたものだと知ったら?

ハーフであるフレミーはどう行動するのか。

ボク的には、人間と凶魔の間に生まれたフレミーは、テグネウの思惑以上に今後の世界の鍵を握ると思ってます。今後も注目っすね。

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六花の勇者6巻の感想

テグネウとの最終決戦を描いた6巻

ひとまず、テグネウというクソ野郎が死んだことに乾杯!

六花の勇者バンザイ!

ってなわけで、奇跡的に六花の勇者は誰1人欠けることなく、テグネウを倒し黒の徒花を止めることに成功しました。

いや~、激闘だった。で、テグネウが明かした真実が衝撃的でしたね。

フレミーを愛するように仕向けただけでなく、50年前からアトロが凶魔の専門家になるよう計画し、凡人だった上に復讐に取り憑かれていたアドレットを強くしたのもテグネウの策略だった。

つまり、アドレットの人生の大半はテグネウに弄ばれていたわけです。

アドレットからすれば、自分の存在そのものから崩れ落ちるような絶望…。

そしてその表情を楽しむためにこんな策略を仕掛けたテグネウは、外道という言葉では足りないクソ野郎の中のクソ野郎でしょう。

だからこそ、テグネウの負け方はテグネウに相応しいものでしたね。

テグネウが、フレミーに「自分が死ねばフレミーも死ぬ、フレミーが死ねばアドレットも死ぬ」とあえて伝えた点が分水嶺でした。

これがなければ、ハンスの策で戦場に引っ張り出されたとはいえ、負けることはなかったはず。

だからこそ、あの道連れの能力が解除されるという奇跡が起きた。

で、絶望した顔を見るためにわずかながら隙を見せたのもテグネウの致命的なミスでした。

ま、自業自得ですね。

手塩にかけて育てたフレミーとアドレットの愛に敗れる

あと、アドレットの諦めの悪さがテグネウの想像を超えていたというのも、凄く、良い…!!!

ある意味、テグネウの人選は完璧だったんですよね。だからこそテグネウは負けた。一連のテグネウとの戦いがきっちり消化できました。

最後はほぼ自滅のような形で命を落としたテグネウでしたが、まぁ、これほど強く恐ろしい敵はいない。テグネウという絶望的に恐ろしい敵と出会えたことには感謝っすね。敵キャラとしては至高でした。

六花の勇者の苦難はまだまだ続く

しかし、ここまで死闘が続いた六花の勇者たちですが、まだまだ苦難が待ち受けてます。

凶魔を率いる統領の1体であり、当代最強のカーグイックが動き出すでしょう。さらにドズーやナッシェタニアの陣営も。

アドレットから「フレミーへの愛」が消え失せことで、ガラッと人格も変わるはず。

一輪の聖者と魔神の正体や関係性の謎、アドレットが持つ7つ目の六花の紋章の謎。まだまだ残されている謎は多い。

これから六花の勇者がどんな物語を紡ぎ、どんな謎に挑むのか?どんな地獄が待っているのか?どうやって困難を乗り越えていくのか?

7巻が楽しみで楽しみで仕方ないっすね!

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六花の勇者7巻が「打ち切り」と噂されるワケ

気になる7巻ですが、ネット上では「打ち切りなのでは?」と噂されてます。

というのも、2019年3月現在「六花の勇者」は短編集を最後に、新刊が約3年も出てません。

本編の6巻から数えると、4年弱ですね。

それまで「六花の勇者」は、約1年前後のペースで新刊が出ていましたが、2016年の短編集を最後にパッタリ止まってます。

これほど刊行ペースが空いてしまうと、確かに打ち切りでは?と噂になるのも無理はないかなと思います。

本当に打ち切りになったのかどうかは不明ですが、凄く面白いラノベなんで、きっちり完結まで続けて欲しいというのが1人のファンとしての心情。

こればっかりは待つしかないっすねー。

全滅と隣合わせのハラハラヒリヒリ感と、圧倒的な謎、読者も騙される頭脳戦や騙し合いを味わえるのは「六花の勇者」ならでは!

新刊が待ち遠しいです…!

おわりに

さてさて、小説「六花の勇者」の評価や魅力、感想についてガッツリ語りました。

いやぁ~長くなってしまった…。

六花の勇者は、有名なラノベと比べれば巻数が少なく、知名度も少し劣るかもしれませんが、実は隠れた名作だと思ってます。それほど面白い!

できれば六花の勇者に関する記憶だけリセットしてもう1回読み直したいくらい。それほど好きな小説です。

「六花の勇者ワールド」入ってしまったそこのあなた!

アニメ2期が製作されるか7巻が出るまで、ボクと一緒に「新作待ち地獄」を共有しましょ~。

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